アレルギー、と一言で言っても実はたくさん種類があるんです!食べ物や花粉などは有名ですが、金属や日光など実はたくさんアレルギーの要因になるものはあるのです!あなたは大丈夫ですか?

様々なアレルギーで苦しむ人

日本人に多いアレルギーは何が一番多い?

日本人に最も多いアレルギー症状として知られているのは花粉症です。
一般的にアレルギーというとそばや卵、牛乳といった食品アレルギーがイメージされるのですが、花粉症も花粉というアレルゲンに対して反応に引き起こされるアレルギー症状の一種であるため花粉症が最も多いと言って良いでしょう。
花粉症が一番多くなって理由としてはまず戦後の建材需要を満たすためにスギ・ヒノキといった花粉症を引き起こす原因となる樹木を多く日本国内で植えてきたからということが挙げられます。
もちろん植えなかった場合には建材供給が満たせずにもっと復興は遅れていたでしょうから仕方ない部分はあるのですが、その後需要が満たされても放置されたスギ・ヒノキの人工林のせいで花粉が飛ぶ量が増えたというのは花粉症患者が増加した原因のひとつでしょう。
もし食品アレルギーにのみ絞って患者数を比較するのであれば、厚生労働科学研究班が公開している「食物アレルギーの診療の手引き」を参照することで読み解くことができます。
この手引きの2014年度版を参照すると最も多いのは鶏卵で、その後牛乳、小麦、ピーナッツ、果実類、魚卵、甲殻類といったように続いて行きます。
強烈な症状が出ることで知られているソバアレルギーに関しては調査対象となる2,954人のうち2%にしか発症していなかったため、名前こそ有名ではあるものの患者数自体はかなり少ないとして考えることができます。
ただこのデータは「食物の摂取から60分以内に症状が出て医療機関を受診した患者」のみが調査対象となっていますから、ごく軽い症状が出ることを経験則的に理解しているなどの患者は除外されていることには注意が必要です。

年齢によってかかりやすいアレルギーがある?

年齢によって、特に食物アレルギーの出方には違いがあります。
食物アレルギーは大部分が乳児期に発症します。
そして年齢が上がるにつれて、ほとんどの場合、症状が収まってきます。
食物アレルギーになるのは、乳児期では10人に1人で、3歳では20人に1人、学童期は50人に1人程度です。
加齢とともに、消化吸収の能力や腸管免疫機能が発達していき、食物のアレルゲンに過剰な反応をしなくなるためだと考えられています。
適切に対処していけば、学童期になるまで8割から9割程度は自然に治ります。
わが国における食物アレルギーの割合は、乳児期で約5%~10%、幼児期は約5%、学童期以降になると約1.5%~3%、大人は約1%~2%とされています。
ただ、学童期以降や大人になって発症した食物アレルギーは治りにくく、一生続くこともあります。
アレルギーを起こしやすい食品も、年齢によって違います。
0歳児は鶏卵と乳製品、小麦の3つであることがほとんどです。
1歳児はそれらにプラスして、イクラや魚類もアレルゲンとなります。
年齢が上がるにつれ、鶏卵や乳製品では症状が出なくなり、0歳に比べて学童期以降は鶏卵は四分の一以下に、乳製品は二分の一以下になります。
学童期や大人では、エビやピーナッツ、果物類などがアレルゲンとなっていきます。
小麦には乳児から成人まで、常に一定の割合でアレルギーを持つ人がい続けます。
そばアレルギーは2歳以降から出始め、学童期以降はさらに増えて、小麦よりも多くなります。
症状は皮膚に出ることが約90%と非常に多いです。
次が呼吸器系の約30%となります。
大人の場合は自分で対処することができますが、子供は違いますので、気をつけてあげる必要があります。

何故、年々日本はアレルギー患者が増えているのか

「アレルギー患者は現代になって急に増えた」と主張する人は決して少なくなく、実際1960年代末ごろに寄生虫の感染事例が減少するのと反比例するかのようにアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎といった症例の報告数は増加していきました。
よって現代になって急に患者数が増えたというのも、この「急に」というのがどこまで当てはまるかは別としてある程度正しいわけです。
さて、しかしながらアレルギーというのは人体が持つ免疫反応の暴走のようなものですから、ある時代を皮切りに突如として増加するというのはいかにも不思議な話でしょう。
ある日突然人の体が進化・退化するということはありませんから、そこには何かしらの原因があるはずです。
ではその原因は何かというと、ざっと挙げられるものだけでも低体温の増加、スギ花粉の増加、住宅の気密性の向上によるハウスダストの増加、大気汚染、ストレス社会への変容などが挙げられます。
それぞれ軽く触れていきますと、低体温については人の免疫力を引き下げる存在であり、スギ花粉の増加は言わずと知れた花粉症の大きなリスク要因です。
住宅の気密性の向上によるハウスダストの増加は、これまでの風通しの良い家では屋外に出て行っていたホコリや塵が室内に充満してしまいやすくなったと考えると分かりやすいでしょう。
大気汚染については最近だと多少改善された向きはありますが、工業の発達は大気汚染と常に共にありましたから要因として無視することはできません。
そしてストレス社会化については主に自律神経のバランスを崩して免疫力を低下させるためにアレルギーを引き起こすリスクとして捉えられます。
このように日本におけるアレルギー患者の増加はさまざまな原因によって引き起こされているため「これを改善すれば良い」という明確な解法はありません。
しかし放置していて良い問題でもありませんから、今後何らかの対策は必要になってくるでしょう。

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